10月に友だちの家に遊びに行った際にお目にかかった、インコのスーさん。
こんなに可愛いのに、めっちゃ凶暴です(笑)
どれくらいかというと、しっぽをちょこっと触るだけで「ジジジッ!」とキレられるくらい。
でも私はナウシカ生活を10年以上送った人間。
キレつつも、スーさんは肩に結構長く滞在してくれました。
(※ナウシカ生活……常に動物が肩に乗っているという生活)
スーさん、身体的特徴から言えばメス……なんだけど、ど~~~も、求愛ダンスしてたみたいで。
(友だちは、「オラオラダンス」と呼んでいた)、
しかも、「スーチャン カバイイ ウジョジョ」と、若干しゃべっていらっしゃった。
メスもしゃべることはあるらしいけど、本来、オスのほうがおしゃべりは得意なはず……。
まあ、うちのダンくんも、メスのチビ母さんより、オスの親分の方が断然好きだし、
「生き物は異性を求める」とか、「心と体の性は一致する」というのは案外、
「たまたま、多くがそう」
ってだけで、何事でもそうであるように、
「そうじゃない場合も、ある」
のは、アタリマエやんね、と思います。
まあ、スーさんの場合はただ「やんのか、オラ(#゚Д゚)」って言ってるスケバン女子かもしれませんが(笑)
* * *
今日は、2017年の太陽回帰図のおさらい。
太陽回帰図とは、
『出生図の太陽と、全く同じ度数のところに太陽が来たときのホロスコープ』
のことで、それによって一年の運勢を占うということが出来るというものです。
というわけで、回帰図も刷新されたことですし、この一年のおさらいをしてみたいと思います。
昨年の太陽回帰図が、これ↓
まず『太陽』は、2年連続「ノーアスペクト」です。
プログレス新月の前後2年、どうにもイマイチしゃっきり動けなかった様子が出ている模様です。
また、この太陽は、9ハウス。
ですので、「哲学的なこと」がテーマになると、すず先生に言われました。
9ハウスには金星と木星もいます。この『木星』が今年は鍵だったそうです。
木星は射手座の守護星ですが、射手座には、月、水星、土星、そしてMCも射手座。
木星はこの星たちを「もてなして」いかないといけないのだそう、
かつ、木星自身も9ハウスでしたので、9ハウスがクローズアップされた年だったようです。
言われてみれば、今年はムラはあったとはいえ、例年に比べてよく本を読んでましたし、
手に取るジャンルも、好きな類のものだけじゃなく、苦手な長編大河とか、純文学とか、
今までとはずいぶん違っていたように思います。
*
私生活や感情を表す『月』は射手座17度。
サビアンは「復活祭の日の出の礼拝 」で文字通り、「復活」を表します。
なるほど、夏の水星逆行で文章(ブログ)を、
秋の金星逆行で絵を取り戻した復活劇が出ている感じがします。
もうひとつ、この度数には「人を励まして、自分もパワーをもらう」という意味があるそうです。
が、これは逆の出方をしたんじゃないか、と考えています。
誕生日の直後、ちょうどこの射手座17度近くに太陽を持つ方と話して、わたくし、
人生で一番びっくりの覚醒を経験しました。
センシティブな話題になるから書けないのが残念ですが。
その方いわく、
「私はお祭り野郎な気質があって、人のムードをあげるのが得意らしいの。」
だそう。
射手座17度の影響を私が受けた、という意味かもしれません。
*
つづいて、金星。
金星は、「ネイタルの水星とコンジャンクション」で、
同時に、このN水星・回帰の金星の合は、「N金星とN火星のミッドポイント」にあります。
すず先生が仰るに、
「趣味とか楽しみは、いい年になるかも」
「持って生まれた豊かさが出てきやすい」
とのことでしたが、実際ホント、そんな感じでした。
まず、3月にヴァネッサ(京都本と北海道本参照)と、
「東京女子の楽しみ満喫ツアー」
をしました。
出来る範囲で、めっちゃ贅沢しました。
これは次の次の文フリあたりで、またマンガにして売る予定です。
それから5月に母と叔母が東京に来て、一緒にディズニーランドに行きました。
最近は、パレードとかショーの座席抽選がアプリで出来るんですね。
なお、この日は、「ネイタルのASC」にT金星がコンジャンクションしていました。
10月には、スーさんの飼い主の家にも泊まりにいって、日帰り箱根の旅もしました。
それから、占星術仲間の友達が出来たり、
「東京星図居酒屋巡り」にお誘いいただいて、はじめましての飲み会に参加しました。
これは楽しかったな~!
それから、もう、何もハマるものなどないだろうなあ~と思っていたけど、
「ベルばら」と「ノンスタイル」にハマった。
共通点皆無すぎ。これは変化球過ぎて自分でも笑いました。
でもどっちも素晴らしいのよ~!
*
アセンダントの支配星『天王星』は、2ハウスに飛んでいます。
これは、「自己価値を上げるがテーマ」と言われましたが、
太陽と同じく、ASCの支配星が2ハウスに飛ぶのも2年連続です。
これもP新月前後2年の、
- 自分をそんなにいたぶらなくて良かったんだ!という発見
- ひたすら自己肯定感を上げる努力をしていたこと(自己修復)
といった状況をよく表している模様。
天王星は本来、「温故知新」「埋もれていたものを再び出してくる」という意味があるのだそう。
なお、先ほど、「ベルばら」と、「ノンスタイル」にはまった、と書きましたが、
これはどちらも「なぜ、今になって?」って感じがしますね。
「ベルばら」は私が生まれるよりも前に描かれた、もはや古典。
「ノンスタイル」がM-1獲ったのは、今から10年前。
どっちも「発掘」って感じがしませんか。
天王星のシャベルは、自分の中に関してだけでなく、外にも向かったのでしょうか?(笑)
*
再び『月』の話に戻ります。
この年の月は、「海王星とスクエア」でした。
元々ネイタルで月-海王星のスクエア持ちなので、あまり重視していませんでしたが、
確かにこの一年は、ちょっとスピリチュアル系な年だったと思います。
「フラワーエッセンス」の効果を実感したり
(=スターオブベツレヘムはすごいぞ)、
「見える系の人のスピリチュアルなカウンセリング」を受けたり
(=モノ売りつけられたり、勧誘されたりしてないから安心して)、
誕生日の前に、「オラクルカード」を買ってみたりしました。
(=ドンピシャ当たりすぎて笑うくらいである)
それから、何人かにオススメされたこともあって、「ヒプノセラピー」を試してみました。
ヒプノセラピー、施術中前半は、
「やっぱり俗世の垢にまみれた私はなかなか、かからないなあ~~~」
なんて思っていたのに、最後のあたりで、なぜか号泣する事態に。
なぜ泣いたのか、未だに「???」なのですが、面白い体験ではありました。
とても『月・海王星』的だと思います。
これからT天王星が12ハウス入りしてきますし、
また、N月・火星とT海王星がオポジションを作り始めるので、
「過去世」とか「潜在意識」とか、あやしすぎない程度に「スピリチュアル」とか、
そういうのと今年も引き続き、上手につきあっていけたらいいかもしれません。
*
不穏な感じがするのは、「火星と冥王星のタイトなスクエア」、しかも8ハウス……というやつです。
男性がらみでいやな目にでも遭ったらどうしよう、と思っていましたが、幸いそれはなかったです。
投影という出方をした気もしますが、それ以外に、ここはおそらく、
「溜め込んでた感情の噴出と清算」
に使われた感じがあります。
春頃に、親に対して、ストライキに入るという、妙なことになりました。
怒りを煮詰めて、爆発!と考えるとまんま、火星冥王星ハードという感じがします。
「この歳で……」という情けなさを感じつつも、
「これを綺麗に清算しないと次に進めない」
そんな直感のようなものもあったし、
それに実際、親子関係って、離れてみて、そしてある程度大人になって世界が広がって、
そうやって、冷静かつ客観的になれて、初めて解る問題がたくさんあると思うんですね。
ですから十代、二十代の若いうちにはなかなか気付けないんだと思います。
それが結果、上で書いた「自己修復」(とディズニーランド)に繋がるわけですが。
たぶん、どんなに恵まれて育っても、親子関係って、
何らかのわだかまりや未消化の感情があるんじゃないかと思う。
私も別に親と仲が悪いわけじゃないし、っていうか寧ろいい方だし、頻繁に電話もするし、
それでも「もう、オトナだから」と押し込めた感情が、何らかの瞬間から鎌首をもたげてきて、
それに気付いてしまったら、片付ける方向に向けて動くしかなかった。
そういう感じでした。
また、月(2相)についてもすず先生が、
「タロットで言えば『審判』。過去の封印が出てくる。蓋が開く感じ」
と仰っていましたので、とにかく、
「凍結解除」
というのがあちこちに出ていた回帰図だったのでしょう。
*
こうして振り返ると、本当に、
「眠っていた本来の可能性の覚醒」
という年だった印象。
太陽が各アングルを通過した時の記録もありますので、とりあえず、後編に続きます。
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